パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴は?身に着けておくべき必要スキルも解説

巷で最近話題のパーソナルトレーニング。

都心以外のエリアでも続々オープンしているため、求人をよく目にする人も多いと思います。

そこで自分もパーソナルトレーナーになりたい!

と思っている人もいるのではないでしょうか?

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴はどんなものか、気になりますよね。

そこで今回は、パーソナルトレーナーの特徴を紹介します。

また、パーソナルトレーナーになるまでに身に着けておくスキルなども確認していきましょう。

 

あらかじめ身に着けておくべき要素を理解しておくと、実際になった際のギャップも少ないでしょう。

 

ちなみに本気でパーソナルトレーナーになりたいと考えている人はこちらの記事「パーソナルトレーナーになるための方法を徹底解説!トレーナーに必要な資格や取得法を紹介します!」にて、最短でパーソナルトレーナーになって活躍する方法をご紹介しているので是非ご覧くださいね!

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴

パーソナルトレーナーに必要な要素は1つではありません。

なぜなら、パーソナルトレーナーの仕事内容は多岐にわたるからです。

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴は、以下の4点です。

 

  1. 相手の立場にたてる
  2. コミュニケーション能力が高い
  3. 体力に自信がある
  4. 細かい仕事ができる

 

では、1つずつ見ていきましょう。

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴①:相手の立場にたてる

パーソナルトレーナーは、相手の立場に立って考える能力が必要です。

なぜなら、パーソナルトレーナーは初心者にトレーニングを指導するからです。

 

具体的には、以下のような内容を指導します。

 

  • トレーニングがもたらす体への効果
  • 効果を出すための正確な頻度・運動量
  • 正しいフォーム
  • ダイエットに関するあらゆる知識

 

これらの情報を正しく正確に相手に伝えなければいけません。

 

そのためには、相手の立場に立って考える必要があるのです。

パーソナルトレーニングを受ける人はほとんどの場合、スポーツ初心者です。

初心者でも理解できるように、わかりやすく指導しなければいけません。

 

初心者の人がどのように考えているかどうかはもちろん、受講者の立場に立って考える必要があるのです。

 

また、トレーニングに限ったことではありません。

パーソナルトレーナーは、そのジムの集客も行います。

どのようなトークをしたら、お客さんに興味を持ってもらえるのか・入会したくなるのかなども考えるスキルが必要です。

 

そういった意味でも、相手の立場に立って考える能力は非常に大切といえるでしょう。

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴②:コミュニケーション能力が高い

パーソナルトレーナーには、コミュニケーション能力の高さも大切です。

なぜなら、パーソナルトレーナーは接客業だからです。

 

業務のほとんどは、あなた1人で行うものではありません。

お客さん・受講者・他のスタッフと一緒に働きます。

そのため、高いコミュニケーション能力が非常に役に立ちます。

 

例えば、受講者とのトレーニング中に、どんな言葉をかけたらいいのか・トレーニングに関する話だけではなく適度な雑談も必要か・どんな話題であれば相手が喜ぶのか、などです。

また、スタッフ間でもお互いが気持ち良く働くための声掛けや情報交換なども大切です。

 

 

ただ「おしゃべりが好き」なだけではいけませんが、どんな時に・どんな話題を・どんな調子で話すのかを正しく判断するためのコミュニケーション能力が必要です。

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴③:体力に自信がある

パーソナルトレーナーは、体力に自信がある人に向いています。

仕事のうちの大半は、トレーニングなのでそれは当たり前とも言えるでしょう。

 

ただ運動が好きというわけとは少し違います。

パーソナルトレーニングは、トレーニング以外にも事務作業や営業などの仕事があります。

ハードワークをした後にそのまま事務作業をすることもあるでしょう。

 

そんなハードな状況でも耐えることができる体力が必要です。

もちろん、全員がものすごい体力があるというわけではありませんし、慣れるごとに体への負担も減ってくるでしょう。

 

 

しかし、ある程度の体力がなければ続けることが難しい仕事です。

 

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴④:細かい仕事ができる

パーソナルトレーナーに向いている人が細かい仕事が得意な人です。

というのも、パーソナルトレーナーはただトレーニングを行うわけではないからです。

 

受講者の体重の数値をチェックしたり、細かな事務作業もあります。

そのため、細かな仕事も苦ではないという人がおすすめです。

 

 

実際に、運動は好きだけど細かい仕事が好きではなく続かないトレーナーも多いです。

ほとんどのジムでは事務作業も行わなければいけません。

しかし、比重としてはそこまで重くないので、慣れれば大丈夫です。

 

最短期間でパーソナルトレーナーになり、活躍したい人はこちらの記事もあわせてどうぞ!

関連記事:「パーソナルトレーナーになるための方法を徹底解説!トレーナーに必要な資格や取得法を紹介します!

 

パーソナルトレーナーはトレーニングだけが仕事ではない

パーソナルトレーナーに適している人の特徴を確認してきました。

ここまで読み、「あれ?仕事内容、幅広くない!?」と思った人も多いでしょう。

 

パーソナルトレーナーは、トレーニングだけが仕事ではないのです。

トレーニング以外にも様々な業務があります。

具体的には、以下の7つです。

 

  1. セッション
  2. カウンセリング
  3. 食事指導
  4. 集客
  5. 新人育成
  6. 器具の調整
  7. 事務作業

 

では、1つずつ見ていきましょう。

 

パーソナルトレーナーに必要な知識を具体的に知りたいという方はこちらの記事:パーソナルトレーナーになるために必要な知識とは?活躍するために必要なスキルもご紹介!もあわせて読む事をおすすめします!

 

パーソナルトレーナーの仕事内容①:セッション

パーソナルトレーナーの仕事内容の1つにセッションがあります。

この仕事はパーソナルトレーナーの中でも非常に代表的なものです。

あなたがイメージしているパーソナルトレーナーの仕事、といった感じでしょう。

 

メニューに沿って受講者のトレーニングをサポートします。

正しいフォーム・回数かどうかをチェックしながら一緒にトレーニングをしていくのです。

 

しかし、ただ指導をすればいいというわけではありません。

パーソナルトレーナーは、モチベーション維持も非常に大切な仕事です。

 

しんどそうな受講者に対して「あと少し!」「いい感じですよ!」「もう少し頑張ろう!」

などと声掛けをしてあげましょう。

 

 

そうすることで、受講者が挫けず、モチベーション維持をしたままトレーニングを続けることができるのです。

 

指導ももちろんそれ以上に、モチベーション維持が大切な仕事となってくるのです。

正しいトレーニング知識はもちろん、コミュニケーション能力が問われる部分です。

 

パーソナルトレーナーの仕事内容②:カウンセリング

パーソナルトレーナーの仕事内容の2つ目はカウンセリングです。

というのも、パーソナルトレーニングは受講者の悩みやなりたい体に合わせてオーダーメイドがメニューを作成します。

そのため、メニュー作成の前に細かなカウンセリングを行う必要があるのです。

 

もちろん、どのような内容を聞くのか大まかなマニュアルはあるでしょう。

しかし、その内容が何のために聞いていて、どのようにメニューに反映されるのかを理解しなければいけません。

また、受講者が話してくれる内容だけではなく、潜在的なニーズも聞き出す必要があります。

 

そこで大切なのは傾聴力です。

相手を話を正しく理解するだけではなく、顕在ニーズだけではなく潜在ニーズも引き出してあげましょう。

 

「傾聴力」とは相手の話に耳を傾け、熱心にきくスキルのこと。もともと心理学のカウンセリングなどに用いられるテクニック。相手が本当に話したいことを引き出して理解することを目的に用いられています。

 

英語では「Active Listening(アクティブ・リスニング)」と表されるように、傾聴はただ聞き手に徹するだけではありません。言葉の意味を理解するだけでなく、表情や声のトーンなどまで注意を払い、相手の気持ちに寄り添いながらきく。それが「傾聴力」というスキルなのです。せっかく話していても、相手が真剣にきいている姿勢がないと、話す気がなくなってしまいますよね? 相手の言いたいこと、伝えたいことをより深く引き出し、円滑なコミュニケーションをとるためには必須と言えるでしょう。

 

仕事では、相手の気持ちに寄り添うことでより適切な提案をしたり、自然と問題解決に導いたりすることも。傾聴力はビジネスシーンからプライベートまで、あらゆる場面において大きな役割を果たします。

引用:DODAキャンパス

 

パーソナルトレーナーの仕事内容③:食事指導

パーソナルトレーナーの仕事内容の3つ目は食事指導です。

なぜなら、パーソナルトレーナーはトレーニングだけではなく食事指導も行うからなのです。

 

そのために、栄養学などを学ぶ必要があります。

 

栄養学を一言であらわすなら、食品の持つ栄養素や、その働きについて研究する学問です。

私たちが成長し、健康に生活していくために、どのような栄養素が必要で、その栄養素はどのような食品から摂取したら良いのか。こうしたことについて学び、さらに未知のことについて研究していく、これが「栄養学」の基本となっています。

引用:京都栄養医療専門学校

 

どのような成分を食べると、体にどう影響を及ぼすのか、体重を減らすためにはどんな食生活を送るべきなのかを正しく指導する必要があります。

また、これは教科書に載っている内容を完璧に覚えるだけではいけません。

 

ほとんどのジムは毎日の食事メニューを報告させます。

 

「結婚式があって○○を食べなければいけない」

「外せない飲み会がある」

 

など、イレギュラーなケースに関しても的確にアドバイスをする必要があるのです。

 

もちろん、ほとんどのパーソナルジムでは栄養士も在籍しています。

食事に関することは基本的には栄養士とやりとりします。

しかし、質問された際に「私は知りません」ではいけません。

 

しっかりと食事に関する知識も頭に入れておきましょう。

 

パーソナルトレーナーに必要な知識を具体的に知りたいという方はこちらの記事:パーソナルトレーナーになるために必要な知識とは?活躍するために必要なスキルもご紹介!もあわせて読む事をおすすめします!

 

パーソナルトレーナーの仕事内容④:集客

パーソナルトレーナーは集客も大切な仕事です。

テレビやCMでも様々なパーソナルトレーニングジムの宣伝をしていますよね。

 

最近では、様々なパーソナルトレーニングジムが開業し、競合環境も激化しています。

その中で、1人でも多くの会員を増やすために集客も行います。

 

集客の数によって、インセンティブが発生するジムもあります。

それほど、集客は大切な仕事といえます。

 

パーソナルトレーニングジムは、あなた自ら営業に行くというスタイルはとっていません。

基本的には、問い合わせや無料カウンセリングに来た人に対して営業を行います。

 

お客さんが何を求めていて、どうしたら興味をもってくれるのかなどを客観的に判断する必要があります。

また、パーソナルトレーニングジムは原則として無理な勧誘は禁止しています。

場合によっては大クレームに発展するので、集客数が足りないからという理由で無理やりに集客するのはNGです。

 

パーソナルトレーナーの仕事内容⑤:新人育成

パーソナルトレーナーは、新人育成も大切な仕事です。

最近では、沢山のジムが開業しており新人も積極採用しています。

そのため、新人育成も非常に大切な仕事なのです。

 

実務経験の少ない新人に対して、どのようにしたら立派なトレーナーになれるのかを正しく指導してあげる必要があります。

 

仕事内容を教えたらいいというわけではありません。

新人が不安に思っていることなどを聞き出し、優しくアドバイスをしてあげましょう。

 

パーソナルトレーナーの仕事内容⑥:器具の調整

器具の調整は、パーソナルトレーナーにとって非常に大切な仕事です。

というのも、器具をきちんと調整しておかなければ大事故に発展する可能性があります。

 

特に、重さのあるダンベルや器具などは不具合がないかどうかしっかりと調整してあげましょう。

 

パーソナルトレーナーの仕事内容⑦:事務作業

パーソナルトレーナーは、事務作業も非常に大切な仕事の1つです。

受講者の情報登録やカルテの記入など事務作業の内容は多岐に渡ります。

 

この業務を怠ると、受講者の体の変化を正しく測定できません。

そのため、とても重要な仕事になっているのです。

ほとんどの企業は、パソコンなどを使用するためそこまで負担はかかりません。

慣れるまでは大変だと思いますが、慣れれば楽にこなすことができるでしょう。

 

パーソナルトレーナーになるまでに身に着けておくこと

ここまで、パーソナルトレーナーの仕事内容を確認してきました。

パーソナルトレーナーになりたい!と思っている人も多いと思います。

 

では、パーソナルトレーナーになるまでに身に着けておくべきことは何なのでしょうか?

具体的には、以下の3つです。

 

  1. 知識や実務
  2. トレーナーらしい体
  3. 会話力

 

では、1つずつ見ていきましょう。

 

パーソナルトレーナーになるまでに身に着けておくこと①:知識や実務

パーソナルトレーナーになるためには、まず知識や実務が必要です。

パーソナルトレーナーは資格がなくても名乗ることはできますが、上記の知識が最低限なければ指導はできません。

 

そのため、パーソナルトレーニングに関わる知識や実務を身に着ける必要があります。

 

これらは、独学でも学ぶことができます。

また、専門学校やオンラインスクールなどで学ぶこともできます。

どこで学ぶのが自分にとって1番良いのかを客観的に判断し選びましょう。

 

パーソナルトレーナーになるまでに身に着けておくこと②:トレーナーらしい体

パーソナルトレーナーは、トレーナーらしい体も大切です。

自分の担当してもらうトレーナーが贅肉だらけだと、「え?本当に痩せるの?」と思ってしまいますよね。

 

ボディービルダーのような体は必要ありませんが、最低限トレーナーらしい肉体は必要です。

もちろん、日々のトレーニングでどんどん鍛えることはできます。

しかし、個別でも鍛えておくのが良いでしょう。

 

パーソナルトレーナーになるまでに身に着けておくこと③:会話力

最後に、パーソナルトレーナーにとって会話力も大切です。

仕事を行ううちのほとんどの時間、会話が必要です。

 

ここでいう会話力とは人見知り・おしゃべりが好きという問題ではありません。

適切なタイミングで適切な会話をできる力が大切なのです。

 

特に、トレーニング中の会話は非常に大切です。

受講者が集中しているタイミングに雑談をすると集中力の妨げになりますが、しんどそうなときの励みの一言は非常に重要な役割を果たします。

このように判断できる会話力は非常に大切なのです。

 

大変だがやりがいも大きい、パーソナルトレーナーになろう!

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴について紹介しました。

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴は、以下の4点です。

 

  1. 相手の立場にたてる
  2. コミュニケーション能力が高い
  3. 体力に自信がある
  4. 細かい仕事ができる

 

ここまで読むと、パーソナルトレーナーって大変そう!と思う人もいるかもしれません。

しかし、パーソナルトレーナーはそれ以上に大きなやりがいを感じることができる仕事です。

 

受講者の人に感謝されたり、頼りにされるのはトレーナーにとって一番のやりがいでしょう。

トレーナーをこれから目指すという人は、是非参考にしてみてくださいね。

 

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